特集・7「さんふらわあ・11」

2002年1月・3ページ目

2002年12月よりさんふらわあ5姉妹として追加開始



日本高速フェリー・ブルーハイウエイライン(旧日本沿海フェリー)株式会社所属


日本高速フェリー時代。 おりおんさんより


さあ、このフェリーの生みの親である来島ドック大西工場さんより説明を頂きましょう。

本船は、白い船体に巨大な太陽マーク(サンマーク)でその名を知られた「さんふらわあ」シリーズの第5船目になります。
「さんふらわあ」シリーズの、第1船、第2船は、川崎重工神戸工場で建造し、名古屋−高知−鹿児島航路につきました。
第3船、第4船は、来島ドック大西工場で建造され、東京−那智勝浦−高知間に就航しました。
そして本船は、大阪−鹿児島(のちに志布志寄港)に就航する事によって、太平洋沿岸大都市ベルト地帯と
本州、四国、九州の観光地と、生鮮食品生産地を結ぶ一大海上ハイウエイラインは完成しました。
本船は、当社技術陣と、船主である「日本高速フェリー」との慎重な討議と努力の結晶により生まれたもので
前4船に比べて1ノット以上高速化されたことや、華麗なプロフィールと豪華な設備により内容が一新されたこと等数々の
特徴を持っているのであとでその概要を説明しましょう


小さいさんふらわあマークが可愛いですね(^。^)

まずは、皆さんに、お部屋についてマニアックに説明しましょう(^。^)
 まず、客室区画において3つの、考えを持ちました。
1・動くホテルにふさわしい落ち着きのあるインテリア照明
2・蛍光灯は使用しない。
3・個室(特等AB)、通路については極力天井照明を行わない。
この三つのコンセプトを持って設計されました。


大阪南港にて着岸直後

第一に客室区画の拡大、特に公室床面積の増加による重心位置上昇をカバーするために
シリーズ船のトラック甲板と乗用車甲板を入れ替えて下層にトラック甲板を移し
復元性の向上をほどこしました。それとは別に、車両層および旅客区域のスペースを
出来るだけ有効に利用する為に、従来のサイドケーシングをセンターケーシングにし
前後部の機関室の排気管類をそれぞれ独立し上方に導くようにしました。


       貴賓室貴賓室「なにわ」のデイルームです。                                    特等洋室

インテリアデザイン
客室は、貴賓室・特等A・特等B・特2等・エコノミーの5段階として特2等以上は全てベッドで
構成され、旅客定員1218人の75%がベッド専用スペースを持っています。
特等A・特等Bには、大型ユニットバスを備えまた、大型の連窓からの眺望を取り入れ、一流ホテル並の設備を兼ね備えていました
特等Bは、プルマンバース・ソファーベッドの活用により、中小グループも利用でき、多人数グループには、特2等の2段
ベット、あるいはエコノミーの大部屋と客室の構成にも変化を与え、利用度の高い物にしました。

さんふらわあ11 レストラン私が乗船したこの時はカフェテリア式になっていました。あいこばさんより

パブリックスペース
旅客の多様な要求に応じ得るよう、各種の設備を備えた。
舞台設備を完備したレストラン<さんふらわあ>本船のシンボル<太陽の広場>(453平方メートル)
特等Aの旅客のみ利用できるラウンジバー<サンセット>一般旅客を対象のクラブ<ゾンネ>ビデオスコープのあるサロン<海紅豆>
一般浴場の<桜島湯>ギャンブルバーの<カジニ>マージャンとゲームの出来る娯楽室、観光コースの紹介も
出来る案内所、売店、図書室、和食堂、カフェテリア等、各層の人々がそれぞれの雰囲気に応じて
楽しめる設備をふんだんに取り入れている。また船内での食事のは大きな楽しみの一つであるが
その為の厨房設備は最新鋭の機器を揃え、迅速に美味しい料理を提供できる様に配慮しています。
全体のデザインをまとめる上で特に大きなポイントは、色彩と光と天井高さであった。
色彩計画は清楚にして近代的かつ船室毎に個性を持たせ、白熱灯を大幅に採用しその効果を上げ、船客がゴージャスなムードを
味わえるよう配慮ひています。
装飾のポイントとして、AL鋳造陶器(信楽焼)でそれぞれ本船の性格にかなった伝統工芸的な”クラフト”感を出し
レジャーとしての船旅に面白さを与えた。


さあちょっと次のページからは、お姉さん達にもスポットをあててみましょうか。